知っていると7倍得するホワイトニングの値段相場

ホワイトニングの値段相場

ホワイトニングは&全て自由診療となるため値段は医院によって大きく異なります。そこでネットで調査したところ最も安い料金と高い料金では約7倍の差がありました。

ホワイトニングには大きくわけてオフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあります。

歯科医院で施術をしてもらうことをオフィスホワイトニングといい、歯科医院で処方してもらったマウスピースと薬剤を使って自宅でおこなうものをホームホワイトニングといいます。

両者を併用することをデュアルホワイトニングといい、最も歯を白くするのにおすめです。

また最近ではセルフホワイトニングというものもありますがこれは歯科医院でおこなういわゆるプロのホワイトニングとは使用する薬剤が異なり全くの別物です。

歯のホワイトニングは第一印象をアップするのに非常に効果的であるため、モデルや芸能人には昔から必須のものと言われています。

オフィスホワイトニングと値段相場

オフィスホワイトニングの種類

歯科医院で使用しているホワイトニングの多くは海外で開発されたシステムを使用しており、代表的なものに「オパールエッセンス」「ビヨンド」「ズーム」「ルマホワイト」などがありますが基本的には全て過酸化水素等の高濃度漂白剤を使用しています。

漂白剤は有機着色物を除去するのではなく無色化するため歯の象牙細管まで入り込んで内部まで白くすることができます。

余談ですが最近歯科医院以外でおこなうセルフホワイトニングというものを耳にしますが、漂白剤は法律で医療機関以外では使用できないためオフィスホワイトニングとは全くの別物となります。

オフィスホワイトニングの値段相場

オフィスホワイトニングの料金相場は一般歯科と私どもスターホワイトニングのようなホワイトニング専門歯科では大きく異なります。
一般歯科では1回20,000円~50,000円程度ですが、ホワイトニング専門歯科の場合1回5,000円~30,000円程度と一般歯科より相対的に安い料金相場となっています。

オフィスホワイトニングにかかるその他の費用

ホワイトニングに関連して追加でかかる可能性のある費用としては下記のものがあげられます。

◎診察料
ホワイトニングをするには通常施術部分に虫歯やクラック、重度の歯周病などがないか歯科医師による診察が必要です。
一般歯科の場合は通常診察料が別途必要となります。

◎クリーニング料金
クリーニングとは専用の医療機器を使って歯の歯石や汚れを落とすことをいいどこの歯科医院でも施術可能です。

基本的にはクリーニングをしなくてもホワイトニングは可能ですが、歯石やタバコのヤニの付着などがひどい場合は十分なホワイトニング効果が出ないこともありますのでクリーニングを並行しておこなうことをおすすめします。

ホワイトニング目的のクリーニングの場合は保険適用とならないため10,000円程度が相場です。※歯周病治療が目的のクリーニングには保険が適用されます。

◎施術本数による追加料金
ホワイトニングは笑った際に見える前歯を施術するため施術本数は通常12本~20本と個人差があります。

そのため料金設定で○○本まで××円となっている医院でホワイトニングをおこなう場合には事前に本数を確認しておきましょう。

◎コーティング料金
ホワイトニング直後の歯は飲食物による着色がしやすい状態になっていますので、医院によっては術後にコーティングをおこなうところもあります。

この料金がホワイトニング料金に含まれていない場合もありますので料金表での確認が必要です。

ホームホワイトニングと値段相場

 

ホームホワイトニングの種類

ホームホワイトニングをするにはまずは自分の歯にあったマウスピースを作成してもらう必要があります。自宅でそれに決められた薬剤を注入し一定時間歯に装着して歯を漂白します。

オフィスホワイトニングと同じく「オパールエッセンス」「ビヨンド」「ズーム」「ルマホワイト」など様々なシステムが使われています。

 

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの違い

オフィスホワイトニングは1回で効果を出すために高濃度の漂白剤を使用しますが、ホームホワイトニングは自宅でおこなうため安全性を重視し低濃度の漂白剤を使用します。そのため回数も時間も多くかかります。

ホームホワイトニングの値段相場

ホームホワイトニングの値段相場は一般歯科で20,000円~40,000円程度、ホワイトニング専門歯科の場合15,000円~35,000円程度と、一般歯科より相対的に安い値段相場となっています。

ホームホワイトニングのその他費用

ホームホワイトニングにおいては初回にマウスピースの作成以後は薬剤だけを追加購入すればいつでも自宅でホワイトニングを継続しておこなうことができます。

薬剤の購入費用の相場は1~2週間分で5,000円~10,000円程度となっています。

歯科医院によって値段に差がある理由

ホワイトニングには保険が効かない

現在の保険制度ではオフィスホワイトニングもホームホワイトニングも審美目的のため保険は適用されずいわゆる自由診療となります。

また保険診療と自由診療を同時におこなう混合診療は禁止されているため、ホワイトニングを行う際に付随するものは全て自由診療となり健康保険は適用されません。もし一部保険適用をしているような場合は違法行為となりますのでご注意ください。

料金はそれぞれの歯科医院が独自に決定しているため同じシステムでも異なった料金になることが一般的です。

使用システムによる値段の違い

歯科医院はそれぞれのシステムを国内の医療品販売会社あるいは海外から購入して使用しており、それぞれ入手価格が異なることも料金差の要因となっています。

ただし高額だから効果が高いということはいえませんので注意してください。

ホワイトニングの値段はどのように決められるのか

医院にとってホワイトニングの原価は①医院が購入するホワイトニングシステムの購入原価②診察する歯科医師の人件費③施術する歯科医師又は歯科衛生士の人件費(資格のない歯科助手などが施術をおこなうのは違法)④医院の家賃などとなります。

基本的にお客様の人数が多くなればなるほどひとり当たりの費用は安くなりますので、流行っている医院の方が料金を安くすることができるといえるでしょう。

ゆったり贅沢か早くリーズナブルか

一般的に料金が高い医院はひとりひとりのお客様にゆっくりと時間をかけて丁寧に施術をおこなう傾向があります。そうでないと高い料金を払ってまでお客様が来てくれないからです。

一方、料金が安い医院は比較的短時間で多くのお客様を施術する傾向にあります。どちらをとるかはご自身の希望にあわせて選べば良いと思います。

値段による効果の差は?

高濃度の漂白剤を使用したオフィスホワイトニングではいずれのシステムにおいても基本的に効果の差はそれほどないと考えて良いでしょう。

但し保険治療中心の一般歯科においては月に数回しか施術する機会がなくスタッフが不慣れなためきちんとした施術ができないことによって効果が十分に出ないこともあります。

高いのにはワケがある?特別なホワイトニングシステム

「ブライトホワイト」という米国のNASAの科学者が開発した料金設定が1回70,000円前後という非常に高価なホワイトニングシステムがあり、シェードガイド(歯の色見本)で1回8~10段階アップするという劇的な効果を謳っています。

日本では米国本社が認定した12の歯科医院でしか施術を受けることができませんが、一回で究極まで白くしたいに方は選択肢のひとつとなるでしょう。

ホワイトニングの値段徹底調査

最も安い値段は?オフィスホワイトニングの低料金ランキング

施術本数やライト照射回数、税抜表示などばらつきがありますので標準的な施術についての税込価格で調査した結果です。
※初回限定価格やキャンペーン価格は除外しています。

1位.   7,500円(16本 ライト3回照射)
2位.   8,640円(16本 ライト3回照射)
3位. 10,800円(16本 ライト2回照射)

最も安い料金は?ホームホワイトニングの低料金ランキング

初回のマウスピース制作費と薬剤処方合計の税込み価格を調査した結果です。

1位.10,260円(薬剤30日分付)
2位.16,800円(薬剤14日分付)
3位.21,600円(薬剤14日分付)

安くホワイトニングをする裏ワザ

最近はクーポン共同購入サイトやフリーペーパーにクーポン券を発行している歯科医院もいくつか見られます。それらを使えば定価の半額以下でホワイトニングを受けることも可能です。

ただし初回限定であったり日時の制限があったりすることが多いので注意が必要ですが、上手く使えば格安でホワイトニングをすることができます。

今だけキャンペーン○○円は大丈夫?

「今だけキャンペーン○○円」など格安の料金を設定している医院もあります。

施術内容に差がないのであれば試しに利用するのるのには良いと思いますが、通常2回目以降は大幅に高くなるので定期的に通うのには適していません。

セルフホワイトニングの値段相場

歯科医院でのホワイトニング以外でホワイトニングをうたうものとしてセルフホワイトニングがあります。医師または衛生士免許を持たない者が口の中を触れるのは違法となるため自分の手で施術をおこなうのが特徴で1回5,000円前後と安い料金設定となっており、中には10分1000円という料金設定の業者もあります。

いずれも歯科医院と違って高濃度の漂白剤は取り扱えないため参加チタンやポリリン酸などの溶剤を使用していますが、いずれにしても漂泊効果は全くありませんので効果は限定的であることを知っておいてください。

まとめ

歯を漂泊して色を白くするという意味でのいわゆるホワイトニングは歯科医院でしか取り扱いができず、また健康保険の適用外となるため料金は各医院が自由に定めています。

医院それぞれのコストや考え方によって料金にはかなり差がありますので事前にホームページなどで確認した上で自分に合った医院を選びましょう。

ホワイトニングについてもっと詳しく知りたい方はまとめページここを見ればホワイトニングの全てがわかる!をご覧ください。

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田井 寿一歯科医師 医療法人社団百星会 理事長

投稿者プロフィール

【ホワイトニング専門歯科クリニック】スターホワイトニング総院長
2014年 東京医科歯科大学卒

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