ホワイトニングが自宅でできる!歯医者が教えるおすすめ商品8選

自宅でできるホワイトニング製品をまとめて紹介します!


歯が白いだけで随分と印象は変わるもの。歯の黄ばみが気になってどうにかして白くしたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
できれば自宅で手軽にやりたいと思う方も多いと思います。そこで今回はスターホワイトニングの歯科医師がおすすめする自宅でできるホワイトニング商品をまとめてご紹介します。

着色の原因によっておすすめの方法も異なりますので適切な方法を選んでおこなってください。

歯の着色の原因

歯が着色する原因は様々ですがその種類は大きく2つに分けられます。

食事などによるエナメル質表面の着色汚れ

色の濃い食品やタバコのヤニなどによってついた歯の表面の着色汚れです。歯磨きなどの物理的な力でもある程度落とすことができます。
ただし長年にわたって蓄積した頑固な着色を除去するには歯科医院のクリーニングが必要となります。

エナメル質内部の着色や象牙質の色の変化

エナメル質の表面だけでなく内部まで蓄積されてしまった着色汚れや経年によって黄ばんだ内側の象牙質の色を白くする場合は表面をいくら磨いても落ちないので、歯科医院のホワイトニングで歯を内部まで漂白する必要があります。

歯の表面についた着色汚れを落とすには

ホワイトニング歯磨き粉で磨く

多くの歯磨き粉には研磨剤といって、歯の表面の着色汚れを削ってキレイにする成分が含まれています。

更に最近ではこの研磨成分に様々な工夫をしたり汚れを浮かせて落とすような補助成分を入れて効果的に着色を落とせる歯磨き粉も販売されています。

製品によっては研磨性が強すぎるものもあり磨きすぎると歯や歯茎を傷つけてしまうので注意が必要です。

詳しく知りたい方はホワイトニング効果のある歯磨き粉の選び方とおすすめ4選をご覧ください。

歯の消しゴムを使う

歯磨き粉に含まれる研磨成分を凝縮した歯専用の消しゴムがあります。
お掃除に使うメラミンスポンジをイメージしてもらうとわかりやすいでしょうか。
これも研磨性の強い歯磨き粉同様歯を傷つけてしまうので注意が必要です。1週間に1回くらいの使用がいいでしょう。

歯の内部まで漂白して白くするには

長年に渡る着色の蓄積は表面の汚れを落とすだけではあまり効果が期待できません。歯科医院のホワイトニングと同じく漂白剤で内部から白くする必要があります。ここでは自宅でできる製品を紹介します。

ホームホワイトニング

ホームホワイトニングは通常歯科医院でマウスピースを作成の上薬剤を処方してもらう必要がありますが、最近は同じものをネットで海外から直接購入することも簡単にできるようになりました。

代表的な製品にオパールエッセンスがあります。これは正真正銘歯科医院で使用するホワイトニング剤で日本では法律上販売できませんが、海外から個人輸入という形でなら購入可能です。

ただし付属のトレイはマウスピースとは歯にぴったりとは装着できないため異なり扱いが難しいというデメリットがあります。また海外からの個人輸入の場合はトラブルがあっても自己責任となりますので注意が必要です。

ホワイトニングテープ

審美歯科先進国アメリカなどでは過酸化水素を使った各種のホワイトニング製品がドラッグストアなどで購入できます。中でも人気のホワイトニングテープは過酸化水素を染み込ませたテープを歯に張り付けて自宅で白くします。代表的な商品に【クレスト3D WHITESTRIPS】があります。

※こちらも日本では直接販売できませんが、ネットで探せば海外からの個人輸入という形で購入は可能です。

ホワイトニングテープについて詳しく知りたい方は⇒人気のホワイトニングテープ《クレスト3D》の使い方と効果をご覧ください。

ホワイトニングで白くした歯を維持するには

歯科医院でホワイトニングをしても徐々に色戻りをしてきます。白さを維持するために定期的にメンテナンスをしましょう。

ハイドロキシアパタイト入り歯磨き粉を使う

歯を再生する元となるハイドロキシアパタイトが入った歯磨き粉があります。

この成分は歯の表面を修復することにより色素が沈着しにくくなる効果が期待できます。

特にナノタイプのハイドロキシアパタイトを配合したリナメルはおすすめする歯科医師も多く人気があります。

ホワイトニングペンを使う

 

ホワイトニングペンは単体では歯を白くする効果はあまりありませんがホワイトニング後のメンテナンスではある程度の効果が期待できます。

歯のマニキュア

白い塗料を直接歯に塗ることで白くします。

ちょっと前は歯科医院でもよくやられていましたが施術が難しく長持ちしないため現在では対応している医院はほとんどありません。

市販されている製品で自分でやることができますが自然な仕上がりにするのは難しい上に食事などですぐにはがれてしまいます。

やってはいけない噂のホワイトニング方法

ネットではときおり新しいホワイトニングとして様々方法が紹介され噂になることがあります。ここ最近見受けられた方法について歯科医師の立場からやってはいけないと思われるものを紹介します。

イチゴ+重曹で歯磨き

イチゴは酸性のため歯を一時的に表面を溶かす作用があります。その状態で研磨作用の強い重曹で磨くことによって歯の表面のエナメル質が傷つく危険があります。

レモンや酢を使った歯磨き

強い酸性をもつ食品で歯を磨くとエナメル質表面の成分が一時的に溶け出し歯の表面が凸凹になります。

すると光の乱反射により見た目には少し白くなったように見えますが歯の再石灰化によりすぐに元に戻ります。

またその状態で歯を強く磨くとエナメル質が削れてしまうだけでなく強い酸に長い時間さらされると酸蝕歯という虫歯や知覚過敏になりやすい状態になります。

バナナの皮をこすり付ける

バナナに含まれるミネラルが歯を白くするとのことですがそれでは歯は白くなりません。

歯に必要なミネラルは唾液から自然に補給されますしバナナに含まれているもので歯の再石灰化と関連するのはマグネシウムのみです。

ま、バナナに含まれるタンニンはコーヒーや赤ワインなどと同様ポリフェノールの一種ですので逆に着色の原因になります。

ココナッツオイルでうがいをする

ココナッツオイルの健康ブームとアーユルヴェーダでオイルプリングと呼ばれる油を使ったうがいと結びついて噂になったものです。

特に害もなさそうですがもちろん歯のホワイトニングには全く効果はありません。

他にも虫歯や歯周病、口臭予防にも有効だとされていますが医学的には何ら根拠のないものです。

まとめ

ホワイトニングに興味があっても歯科医院にまで行くのはちょっと躊躇される方も多いと思います。そんな方に自宅でできるおすすめのホワイトニング製品を紹介します。漂白作用のある本格的なホワイトニング製品は法律上海外製品となりますが最近ではネットで手軽に購入できますので一度試してみてはいかがでしょうか。

ホワイトニングについてもっと詳しく知りたい方はまとめページここを見ればホワイトニングの全てがわかる!をご覧ください。

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田井 寿一歯科医師 医療法人社団百星会 理事長

投稿者プロフィール

【ホワイトニング専門歯科クリニック】スターホワイトニング総院長
2014年 東京医科歯科大学卒

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