ホワイトニングの色戻りを防ぐ食事と歯磨き

ホワイトニングの色戻りを防ぐための食事と歯磨きのポイント

ホワイトニングで歯が白くなっても効果は永続的なものではありません。オフィスにしろホームにしろどちらにしてもホワイトニング完了後は日々の食事や飲み物から徐々に再着色は始まります。アフターケアをしないと短期間で色戻りします。

ホワイトニングに色戻りはつきもの

生活習慣などによって個人差はありますが通常の食生活ではオフィスホワイトニングの場合は約3か月~半年程度、ホームホワイトニングでは半年~1年程度が効果の持続期間です。

ホームホワイトニングの方が長持ちするのは時間をかけて作用させることで歯のエナメル質内部の象牙質奥深くまで効果が達するからだと考えられています。

では、どうすれば白い歯を持続することができるのかについてアフターケアの仕方を説明します。

ホワイトニング後色戻りを防ぐための食事

基本的には着色の原因は食事など日々の生活習慣によるものですのでいくつかの点で少し注意をするだけで大きな効果があります。

避けた方が良い食べ物

ポリフェノールを含むものなど、色の濃い食品

カレー、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワイン、色の濃い野菜、チョコレート、ぶどう、など

実験した結果、中でも着色力が最強のものは赤ワインでした。次にコーヒー、ウーロン茶といった順です。醤油は色が濃い割に意外と着色力が弱いこともわかりました。

酸性のもの

柑橘系の食品・飲料。ビタミンC(クエン酸)、酢、炭酸飲料など。

パスタ × ミートソース ○  ペペロンチーノ、カルボナーラ
ラーメン × 醤油・味噌ラーメン  ○ 塩ラーメン、豚骨ラーメン
焼きそば × ソース焼きそば  ○ 塩焼きそば
焼き鳥、焼き肉 × タレ ○ 塩(レモンをかけるのは△)
揚げ物 × ソースケチャップ タルタルソース・マヨネーズ
サラダ × トマトホウレンソウ 大根キャベツ
× 赤ワイン、黒ビール 白ワイン、水割り、△ 色の薄いビール
おつまみ × キムチ チーズミックスナッツ
デザート × イチゴぶどう 生クリーム・ヨーグルト

ホワイトニング後の色戻りを防ぐための歯磨き

歯の白さを維持するポイントは歯磨きのタイミングと使用る歯磨き粉です。

食後なるべく早く

とはいえ、あらゆる飲食物には基本的に色が着いていますので、全てを避けることはできません
そこで、食事のあと可能な限り早く歯磨きをするように心掛けてください。着色は時間がたてばたつほど強くなりますので早めの対処が有効です。
歯に着色をしてもすぐに歯磨きをするとほとんどのものは取れます。

着色を防ぐ歯磨き粉

歯の表面が凸凹していると着色汚れがつきやすくなります。
歯のエナメル質と同じ成分であるハイドロキシアパタイトをナノレベルで配合した歯磨き粉を使用するとエナメル質にできた細かな傷を修復して表面を滑らかにする効果があります。食事前に使うのも効果的です。
少し高額ですがサンギのアパガードリナメルシリーズがおすすめです。

色戻りを防ぐためには定期的に軽くホワイトニングをする

日常生活でいかに注意をしていても完全には着色を防ぐのは困難です。白さを常に維持したいのであれば。最善の方法は定期的にホワイトニングをすることしかありません。

メンテナンスのホワイトニングは強力なホワイトニングでなくても大丈夫ですので、お手軽なメニューのある歯科医院が便利です。(宣伝になりますが、スターホワイトニングでは1回2500円からのメニューをご用意しております。)

オフィスホワイトニングだと1か月に1回、ホームホワイトニングでしたら1か月の間に3日間ぐらいすることによって白い色が持続します。

まとめ

ホワイトニングの効果はいつまでも続くわけではありません。
せっかく手に入れた白い歯が元通りになってしまう前に日々の生活習慣に注意をして、また定期的にメンテナンスのホワイトニングを軽くおこなっていれば完璧です。

ホワイトニングについてもっと詳しく知りたい方はまとめページここを見ればホワイトニングの全てがわかる!をご覧ください。

本格的ホワイトニングならスターホワイトニングへ

田井 寿一歯科医師 医療法人社団百星会 理事長

投稿者プロフィール

【ホワイトニング専門歯科クリニック】スターホワイトニング総院長
2014年 東京医科歯科大学卒

この著者の最新の記事

関連記事

ページ上部へ戻る