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ホワイトニングの痛みと3つの対処法
ホワイトニング特有の痛みと対処法
歯のホワイトニングの施術中またはホワイトニング後に急に痛みを感じることがあります。冷たいものを食べたときに歯にしみるような瞬間的なズキッとした鋭い痛みが一定時間繰り返し続くのが特徴です。
Contents
ホワイトニングの痛みの原因
最初になぜそのような痛みが起きるのかについて説明をします。
痛みの出る原因は歯に塗るホワイトニングの薬剤にあります。ホワイトニング剤には高濃度(通常35%程度)の過酸化水素という薬剤が使われています。
濃度3%程度の薄い過酸化水素はオキシドールとして薬局でも販売されていますが、高濃度のものは非常に激しい作用を持ち、6%を超えるものは劇物として指定されていて、万一目に入ると失明の危険があるほど取り扱いに注意が必要な薬剤です。
過酸化水素が歯の微細な細管やひび割れから内部に浸透し神経に到達すると強い痛みを感じます。また濃度が高ければ高いほどまた施術の時間が長ければ長いほど痛みが発生しやすくなります。
ホワイトニングで痛みが出やすい人
ホワイトニングをしても全く痛みの出ない方も多くおられます。痛みの出やすい人はどのような人でしょうか。
歯ぎしりをよくする人
歯ぎしりによって歯に細かいひびが入ったりしている可能性が高く、その場合外部からの刺激に弱くなっています。
虫歯がある人や治療後
歯ぎしりと同じく削られた歯の周辺から薬剤が浸透して痛みがでることがあります。
虫歯がひどい場合つは痛みがでないようにその部分を避けるかガードをして施術をすることもあります。
ホワイトニングの痛みの対処法
ホワイトニングの痛みは一過性のもので施術後通常は1時間程度、長くても24時間以内にはおさまります。
したがって最も有効な対処法は痛みが治まるのを待つということです。
ただし痛みが出ているときは歯の反応が敏感になっていますので冷たいものや熱いものを口に含むのは避けましょう。
ホワイトニングの痛みを我慢できないときの対処法
どうしても我慢ができない痛みが出た場合は次のことを試してみてください。
硝酸カリウム配合(知覚過敏用)の歯磨き粉で歯を磨く
硝酸カリウムは刺激伝達を妨げると考えられており痛みを感じる部分にバリアを作り歯がしみる症状をやわらげるため痛みが緩和されます。
市販されているもので有名なものではシュミテクトという商品がありますがホワイトニングでしみやすい人は日常も知覚過敏の症状が出やすい方も多くいるため予防の意味でこのような歯磨き剤を使用することをおすすめします。
ナノハイドロキシアパタイト配合のペーストで歯を磨く
歯と同じ成分であるハイドロキシアパタイトには歯の修復作用があります。さらにナノ粒子の場合は神経につながる歯の象牙細管の中まで入って刺激となるものをブロックしてくれるため痛みを抑えることができます。
代表的なものにアパガードという商品シリーズがあります。なかでもリナメルがおすすめです。
痛み止めを飲む
それでも痛みがひどい場合は最終的には鎮痛薬に頼るほかありません。
ただし痛みが激しくなってからでは効きにくい場合があるので痛くなり始めに飲むことをおすすめします。
まとめ
ホワイトニングで痛みが出る原因は使用する薬剤によるものです。
通常痛みはそれほど長く続きませんので痛みが治まるのを待ちましょう。しかし、中には耐えられないほどの痛みや長い時間痛みが続く場合もありますので、痛みを抑える対処法も知っておいてください。
ホワイトニングについてもっと詳しく知りたい方はまとめページここを見ればホワイトニングの全てがわかる!をご覧ください。